WaveMedRadCard™ · RadPatch
活用事例 27 · 難民キャンプ・災害救援

書類も電気もない場所で
その人が誰かを知る方法。

書類も電気も電波もない場所で、手首のバンドが代わりに答えます。

身分証も診療記録もない数万人、通信が途絶えた地震の被災地。手首のバンド1本に名前、血液型、予防接種、糖尿病の緊急情報を入れ、どの救援団体のスマートフォンでも27言語で読み取れるようにします。

難民キャンプ・災害救援
こんな方に

書類も電気も通信も失われた場所で、避難民や難民を登録し、手当てし、保護する難民キャンプの運営者、災害対応チーム、国連機関、赤十字・赤新月社、NGOのためのページです。

書類はなく、通信は途絶え、1人に名簿が3つ

  • 書類がありません。身分証、診療記録、予防接種カードは避難の途中で失われ、名前を尋ねても言葉が通じません。
  • 救援団体ごとに名簿を作るため、同じ人が3回登録されます。3日目に到着した医療チームは、また一から始めることになります。
  • 電気も通信も途絶えています。サーバーにもクラウドにもつながらず、発電機とインターネットが前提の登録システムは一緒に止まります。
  • 紙のカードは濡れたりなくなったりし、保護者のいない子どもは誰が自分の世話をしているのか言えず、誰がインスリンを必要としているのか誰にもわかりません。

地震のあと、仮設キャンプの2週間

  1. 1日目

    通信が途絶えた被災地。救援チームがノートパソコン1台とリーダー、WaveMed Desktopで、避難民300人にリスト順で手首のバンドを発行します。サミールのバンドには名前、血液型、糖尿病でインスリンが必要なこと、家族の連絡先、そしてその日に仮設診療所で受けた処置。両親の行方がまだわからない孫娘リナのバンドには、名前とキャンプ担当者の番号。娘のヌールは手元に残ったスマートフォン1台に無料のWaveMedアプリを入れ、なんとか持ち出した数枚の書類を写真に残し、父とリナを家族メンバーとして別々に登録します。

  2. 3日目 10:40

    配給の列でサミールが倒れます。呼びかけに答えられず、その朝到着した別の団体の医療チームは彼の言語がわかりません。

  3. 10:41

    医療チームのメンバーが𝒱WaveMedを開いたスマートフォンをバンドの青い十字に1秒かざします。糖尿病とインスリンが必要なことが医療チームの言語で表示され、1日目の処置メモと家族の連絡先も一緒に見えます。登録し直すことなく前のチームの処置を引き継ぎ、この日の処置内容は登録デスクがバンドに追加します。

  4. 5日目

    給水所の人混みで、リナが祖父を見失います。子ども保護のボランティアがリナのバンドを読み取ると、ボランティアの言語の項目名とともに名前とキャンプ担当者の番号が表示され、リナはその日の午後に家族のもとへ戻ります。

  5. 2週間後

    サミールが病院へ搬送され、病院は同じバンドを読み取ります。通信が戻ると、ヌールはアプリの位置共有で、別の町にいる親族にキャンプの位置を送ります。写真に残した書類と、父とリナそれぞれの記録は、ヌールのスマートフォンにそのまま残っています。

1本のバンドを、どの団体も同じように読み取る

  • 1本のバンドを、すべての団体のスマートフォンで。RadPatchを手首のバンドに付けます。誰でもスマートフォンを青い十字に1秒かざせば、名前、血液型、アレルギー、服用中の薬、予防接種、糖尿病の緊急情報、家族の連絡先が読み取る人の言語で表示されます。27言語、電池もインターネットも発電機もサーバーも不要。どの団体も同じバンドを読み取るので、同じ人を3回登録する必要はありません。
  • 1日数百人を登録。WaveMed Desktop Intelligent Managerとリーダーを使い、職員1人がノートパソコン1台でリスト順に登録します(Path B)。トリアージの結果と処置内容をバンドに追加するので、次のチームは一からやり直さずに引き継げます。
  • 読み取る側は読むだけ、情報は本人のもの。救急救命士・救急対応者・消防隊向けの𝒱WaveMedは読み取り専用で、何も変更しません。情報はサーバーではなくパッチ内部に暗号化して保存され、本人が同意した情報だけが入り、WaveMedファミリー以外のアプリでは開けません。シリコン本体と密封チップの二重防水で、紙のカードをだめにする雨や汗にも耐えます。
  • 子どもと離ればなれの家族に。保護者のいない子どものバンドには、名前とキャンプ担当者の番号が入ります。WaveMedアプリの衛星地図は住所も看板も残っていない場所の地形を映し、GPSは電波がなくても位置をつかみます。弱い電波でも座標とリンクが送れるので、電波が戻りしだい親族にキャンプの場所を知らせられます。
  • 書類が失われても、記録はスマートフォンに。無料のWaveMedアプリは、残った書類を写真で書類フォルダーに保管し、接種履歴に証明書を添付し、キャンプで生まれた赤ちゃんまで家族一人ひとりの記録を分けて管理します。緊急レポートは27言語のいずれかにその場で切り替えられ、Medicine Finderは1,000種類の薬を27言語と英語のINNで表示します。
キャンプでの登録重複登録をなくす多数傷病者のトリアージ予防接種キャンペーン離散家族子どもの保護電気・通信なしで27言語

手首のバンドと抱っこひも:キャンプでもいつも身に着けている場所

アプリでできる健康管理

書類が失われても、記録はスマートフォンに:無料のWaveMedアプリ

医療書類
医療書類をフォルダーごとに整理
予防接種履歴
予防接種履歴、渡航ワクチンも含めて
予防接種証明書
証明書を記録に添付
緊急情報
緊急レポート:その場で言語を選択
Medicine Finder
Medicine Finder:あなたの薬を現地の言葉で
マップ
マップ:経路、衛星写真、配車サービス

実際のWaveMedアプリ画面(デモデータ)。

ギャラリー

読み取られる現場

導入の進め方

  1. まずキャンプか災害対応チーム1つで試行します。必要なのはバンド、WaveMed Desktop、リーダー、30分の研修です。ノートパソコン1台、リーダー1台、職員1人で1日数百人を登録し、各自が共有に同意した情報だけを入れます(Path B)。
  2. 現地の団体どうしで共通の読み取りアプリについて取り決め、医療チーム、救急隊、子ども保護の担当者が全員𝒱WaveMedで同じバンドを読み取れるようにします。
  3. スマートフォンが残っている人は、無料のWaveMedアプリで残った書類の写真、接種記録、家族一人ひとりの記録を自分で管理します。個人はアプリだけでも自分で登録できます(Path A)。
  4. 試行のあと、登録と搬送の事例をまとめて標準手順にし、ほかのキャンプや対応チームへ広げます。

よくある質問

登録にはどれくらいの人員と機材が必要ですか?

ノートパソコン1台、リーダー1台、職員1人で、WaveMed Desktopを使って1日数百人を登録できます。個人はアプリだけでも自分で登録できます。

避難民の情報は誰が見られ、どこに保管されますか?

バンドには各自が共有に同意した情報だけが入り、サーバーではなくパッチ内部に暗号化して保存されます。そのため読み取りにサーバーも通信も要りません。𝒱WaveMedで読み取る人は読むことしかできず、WaveMedファミリー以外のアプリでは開けません。

雨の中や停電時でもバンドは読み取れますか?

はい。充電する電池も接続する通信も必要なく、シリコン本体と密封チップの二重防水です。電気も通信も途絶えた場所でも、スマートフォン1台で読み取れます。

アプリを入手

キャンプ1か所、対応チーム1つから始めましょう。バンドとWaveMed Desktop、リーダーによる試行導入は、私たちにご相談ください。

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